研究課題
若手研究(B)
本研究では,土木鋼構造物の接合方法としてよく用いられている高力ボルト摩擦接合継手の腐食劣化機構の解明と腐食後の継手の残存耐力の検討を腐食促進実験およびすべり実験によって行った.その結果,接合面内も腐食が進行するものの,ボルトの接触圧が作用している孔付近やボルトの軸部はほとんど腐食しないことがわかった.また,接合面にさびが発生することで,すべり耐力が増加するものの最大および降伏耐力は減少することがわかった.
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鋼構造年次論文報告集(日本鋼構造協会) 第18巻
ページ: 159-164
鋼構造年次論文報告集
巻: 18 ページ: 159-164