研究課題/領域番号 |
21760522
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
金属物性
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
田村 隆治 東京理科大学, 基礎工学部, 准教授 (50307708)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2009年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 準結晶 / 近似結晶 / 規則-不規則相転移 / 相転移 / 散漫散乱 |
研究概要 |
亜鉛合金(Zn6Sc)の相転移におけるZn4面体の微視的挙動を放射光などを用いて調べ、以下の点を明らかにした。1.高温から転移点に向かうにつれ、4面体間の相関距離が発散的に増加し、転移点直上では約1000Åに達すること。2.転移点で、立方晶から単斜晶に急峻に歪むこと。3.転移点以下では、散漫散乱ピークがブラッグピークに移行し、ドメインサイズが約1000Åに達すること。以上より、Zn6Sc合金の4面体の微視的挙動について一定の理解が得られた。
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