研究課題/領域番号 |
21780090
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用生物化学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
岩本 拓 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, リサーチフェロー (00401191)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2009年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 細胞応答 / 腸管上皮細胞 / 細胞分化 / 免疫学 / Toll様受容体 / サイトカイン / 小腸 / 大腸 / 食品 |
研究概要 |
種々な微生物や食品成分に直接曝されている腸管上皮細胞(IEC)が、どのような免疫応答の機構を有しているか解析することは、生体に有用または有害な菌体、食品成分を選別、解析する上で重要である。本研究では胎仔と成体マウス由来の小腸、大腸IECの培養株の樹立に成功し、幾つかの免疫関連因子の発現が生体内の小腸、大腸IECと一致していることを示した。これらのIEC株を用いた解析から、機能性脂質の代謝産物スフィンゴシン1-リン酸がIEC での免疫関連液性因子の発現に関与していることを示した。以上の結果から、本研究で樹立したマウス由来IEC 株群はIECの免疫機能やIECを標的とした食品成分を探索する上での有用なモデル系になると考えられる。
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