研究課題
若手研究(B)
シナプスと呼ばれる神経細胞間接着構造は、神経系が担う高度な情報処理機能の基本素子である。シナプス形成の分子機構の解明は脳科学の重要課題であり、記憶や学習などの脳高次機能や老化・疾患に伴う神経系異常を理解する基盤となる。本研究は、無脊椎動物である線虫を実験モデルとして、シナプス前構造の形成に重要な制御分子であるSYD-2の機能にはコイルドコイル構造を介した多量体の形成が重要であることを示した。さらにSYD-2と協調的にプレシナプス形成を担う因子の遺伝学的探索によって、プレシナプス形成に関わる修飾変異体群を同定した。
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Molecular Neurodegeneration 5
ページ: 35-35
120005158908
Molecular Neurodegeneration
巻: 5 ページ: 35-35
http://www.cris.hokudai.ac.jp/taru/