研究課題/領域番号 |
21790264
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
医化学一般
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
進藤 英雄 東京大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (10401027)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2010年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2009年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 細胞医化学 / リゾリン脂質アシル転移酵素 / 血小板活性化因子 / 生体膜リン脂質 / 生化学 / リン脂質 / 生体膜 / アシル転移酵素 |
研究概要 |
生体膜はグリセロリン脂質からなる。そのグリセロリン脂質の中には、生理活性を持つ血小板活性化因子(PAF)なども存在する。グリセロリン脂質は一度ホスホリパーゼによって脂肪酸が切り出され、再びリゾリン脂質アシル転移酵素によって再アシル化して生合成される。この経路は、1950年代にランズ回路と名付けられた。それから約50年を経て、ようやくリゾリン脂質アシル転移酵素が複数同定され、我々も6種類同定に成功している。中にはPAFを生合成するリゾホスファチジルコリンアシル転移酵素(LPCAT)2も含まれた。LPCAT2は主にマクロファージに発現しリポポリサッカライド(LPS)刺激で活性化されることがわかった。本研究で、その活性化メカニズムはリン酸化によることがわかった。PAF生合成メカニズムに一端が解明されたことにより、新たな創薬へとつながるだろう。
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