研究課題/領域番号 |
21790444
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
ウイルス学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
黒須 剛 大阪大学, 微生物病研究所, 助教 (70432432)
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研究協力者 |
ANANTAPREECHA Surapee National Institute of Health, Department of Medical Sciences, Thailand
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2009年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | デングウイルス / フラビウイルス / ウイルス疑似種 / 感染症 / 熱帯病 / 多様性 / 感染性クローン / ウイルス感染症 / 蚊媒介性疾患 / ウイルス性熱性疾患 |
研究概要 |
デングウイルス(DENV)は遺伝的な差異を持つ雑多なウイルス集団として存在する。本研究ではこの点に着目し、ウイルスの解析を質的な面から見直すため、新たな観点と手法による分子生物学的な解析を目的とした。DENV感染症は二回目の感染により重症化し易い。一回目にDENVに感染した患者及び二回目に感染した患者から分離した2型DENV遺伝子配列の多様性を比較したところ、前者ではウイルスの多様性が高く、後者では低いことが明らかになった。この観察は、二次感染では効果的にウイルスが選択されている可能性を示唆する。さらに効果的なウイルス遺伝子と性状の解析方法を開発し、DENVの多様性が動的に移り変わっていくことを観察した。
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