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熱ショック蛋白と動脈硬化の関連を疫学的に解明する

研究課題

研究課題/領域番号 21790591
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 公衆衛生学・健康科学
研究機関久留米大学

研究代表者

村山 恭子  久留米大学, 医学部, 助教 (30536834)

研究期間 (年度) 2009 – 2010
研究課題ステータス 完了 (2010年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2010年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2009年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
キーワード社会医学 / 循環器・高血圧 / 動脈硬化 / 疫学
研究概要

Heat Shock Protein(HSP)は、幅広い生物種で高度に保たれた分子シャペロンであり、HSP27は急性冠症候群、炎症性疾患との関連性が報告されている。喫煙は動脈硬化危険因子の一つであり、酸化ストレスとの関連性が知られているが、これまでにHSP27と喫煙などの動脈硬化危険因子との関連については明らかにされていない。我々は、2008年、2009年に長崎県宇久町の一般住民検診において健常な男女住民に対しHeat Shock Protein(HSP)27を測定し、動脈硬化危険因子との関連を検討した。対象者は40歳以上の男女で総数451人(男性167人、女性284人)、平均年齢65.7歳であった。HSP27に対する単変量解析の結果、収縮期血圧、拡張期血圧、喫煙歴、尿酸、血清クレアチニン濃度、e-GFR、冠動脈疾患の既往が有意に相関した。これはHSP27と喫煙や腎機能障害などの動脈硬化危険因子との関連を認めた初めての大規模疫学研究である。今後、動脈硬化危険因子を有する患者において、HSP27が動脈硬化性疾患に対するバイオマーカーとなることが示唆された。

報告書

(3件)
  • 2010 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2009 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 備考 (1件)

  • [備考] ホームページ等

    • 関連する報告書
      2010 研究成果報告書

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公開日: 2009-04-01   更新日: 2016-04-21  

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