研究課題/領域番号 |
21790742
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
林 寿来 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (30533715)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 血管新生 / 転写因子 / シグナル伝達 / 虚血 / 血管内皮細胞 / 下肢動脈結紮モデル / 転写調節因子 |
研究概要 |
心筋梗塞、脳梗塞、癌は先進国における死因の上位を占めるが、いずれも病態の進展や代償過程において、血管新生が深く関与することが知られている。そのため、血管新生とその分子基盤であるシグナル伝達機構を研究することは非常に重要である。Hairy-Related Transcription Factorは、Notchシグナルの下流に位置する転写因子である。これまで、ノックアウトマウスの解析から、個体発生において血管内皮細胞のHrt機能が必須であることが明らかになった。一方、様々な成人疾患における血管新生の病的意義が注目されていることから、成体におけるHrtの機能解明は重要であると考えられる。本研究では、Hrt1KOマウスを用いて下肢大腿動脈結紮モデルを作製し、虚血が誘導する血管新生に基づく血流回復を解析した。対照の野生型マウスに比べてHrt1KOでは、有為に血流回復が減弱していることが判明した。以上のことから、Hrt1は血管新生に必要な機能を有していることが示唆された。
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