研究課題/領域番号 |
21790748
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
佐藤 隆司 慶應義塾大学, 医療衛生学部, 助教 (90407114)
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連携研究者 |
桑名 正隆 慶應義塾大学, 医学部, 准教授 (50245479)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2009年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 肺動脈性高血圧症 / 低酸素 / 血管内皮細胞 / BMP受容体 / シンバスタチン |
研究概要 |
低酸素暴露が肺動脈性高血圧症(PAH)を誘導するメカニズムを追究した。ヒト正常肺動脈、大動脈、臍帯静脈由来内皮細胞を通常(21%O_2)または低酸素(1%O_2)条件下で培養した。BMP受容体であるBMPR-IAとBMPR-IIの遺伝子・蛋白発現は低酸素暴露肺動脈内皮細胞でのみ低下が見られ、血管内皮増殖を促進し、PAHを誘導する可能性が考えられた。また、シンバスタチンは低酸素によるBMP受容体の発現低下を抑制でき、PAHの発症予防に有用な可能性が考えられた。
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