エストロゲンレセプター発現 PET を用いた婦人科腫瘍のホルモン療法予後予測

• 研究課題/領域番号: 21791177
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 放射線科学
• 研究機関: 福井大学
• 研究代表者: 知野 陽子 (澤村 陽子) 福井大学, 医学部附属病院, 医員 (40436845)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2012
• 研究課題ステータス: 完了 (2012年度)
• 配分額: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円); 2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2009年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: 核医学(PET を含む) / ホルモン療法 / FES-PET / 子宮筋腫 / GnRHagonist / PET / FES / FDG-PET

研究概要

エストロゲン依存性腫瘍である子宮筋腫の患者に、著効率の低いホルモン治療を行う際、前もってその治療効果を予測することが可能かどうかについて、PET 検査を用いて検討した。FES (16α-[18^F]fluoro-17β-estradiol) -PET 検査で集積の強い子宮筋腫はホルモン治療が有効である可能性が示唆された。

研究成果

• [雑誌論文] Localisation of phosphorylated mTOR expression is critical to tumour progression and outcomes in patients with endometrial cancer (2010)
  • 著者名/発表者名: Y.Yoshida, T.Kurokawa, Y.Horiuchi, Y.Sawamura, A.Shinagawa, F.Kotsuji
  • 雑誌名: Eur J Cancer 巻: 46(18) ページ: 3445-3452
  • URL: http://www.sciencedirect.com/science/journal/09598049
  • 査読あり
• [雑誌論文] 婦人科領域における PET/CT 検査 (2010)
  • 著者名/発表者名: 吉田好雄、黒川哲司、澤村陽子、品川明子、 小辻文和、 辻川哲也、 岡沢秀彦
  • 雑誌名: 産婦人科治療 巻: 101(1) ページ: 25-33
  • URL: http://www.meteo-intergate.com/library/journal/journal-archive_af2sftye.php
• [学会発表] 16α-[18F]fluoro-17β-estradiol-PET を用いた子宮筋腫と子宮肉腫の新たな鑑別診断法 (2013)
  • 著者名/発表者名: 黒川哲司、津吉秀昭、品川明子、知野陽子、 清野 泰、 岡沢秀彦、 吉田好雄
  • 学会等名: 第1回婦人科がんバイオマーカー研究会学術集会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2013-02-16
• [学会発表] The combination of[18F]fluorodeoxy-glucose and 16α-[18F]fluoro-17β-estradiol positron emission tomography for identifying leiomyosarcoma in uterine smooth muscle tumors (2010)
  • 著者名/発表者名: Y.Yoshida、 T.Kurokawa、 Y. Sawamura, A.Shinagawa、F.Kotsuji
  • 学会等名: 2010 ASCO Annual Meeting
  • 発表場所: Chicago(USA)
• [学会発表] PET 検査を用いて子宮筋腫の GnRHa 療法の治療効果の予測は可能か (2010)
  • 著者名/発表者名: 澤村陽子、吉田好雄、北野史子、品川明子、黒川哲司、小辻文和
  • 学会等名: 第62回日本産科婦人科学会学術講演会
  • 発表場所: 東京
• [学会発表] PET検査を用いて子宮筋腫のGnRHa療法の治療効果の予測は可能か (2010)
  • 著者名/発表者名: 澤村陽子
  • 学会等名: 第62回日本産科婦人科学会学術講演会
  • 発表場所: 東京都
• [学会発表] PET検査を用いたGnRHa療法の治療効果予測は可能か (2009)
  • 著者名/発表者名: 澤村陽子
  • 学会等名: 日本産科婦人科学会北日本連合地方部会学術講演会
  • 発表場所: 札幌市
  • 年月日: 2009-08-30
• [学会発表] PET 検査を用いた GnRHa 療法の治療効果予測は可能か (2009)
  • 著者名/発表者名: 澤村陽子、吉田好雄、品川明子、黒川哲司、小辻文和、辻川哲也、工藤崇、岡沢秀彦、藤林康久
  • 学会等名: 第57回日本産科婦人科学会北日本連合地方部会総会・学術講演会
  • 発表場所: 札幌市
• [学会発表] 子宮平滑筋腫瘍の評価における 18F-FDG PET検査と MRI 検査の比較検討 (2009)
  • 著者名/発表者名: 吉田好雄、黒川哲司、品川明子、澤村陽子、後藤健次、小辻文和
  • 学会等名: 第61回日本産科婦人科学会総会・学術講演会
  • 発表場所: 京都