研究課題/領域番号 |
21791476
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
高橋 良佳 順天堂大学, 医学部, 助手 (70445550)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2009年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 慢性神経因性疼痛 / マクロファージ / PPARγ / Rosiglitazone / 炎症 / 補体受容体 / 神経再生 / ミクログリア |
研究概要 |
末梢神経傷害時には、マクロファージ浸潤による神経炎症により神経因性疼痛を引き起こす。また、糖尿病などの分野で既に臨床応用されているPeroxisome proliferator-activated receptor gamma(PPARγ)はマクロファージの性質を制御しており、末梢神経傷害時のマクロファージの動態とPPARγの効果について、マウスの坐骨神経結紮モデルを使用して調べた。早期のPPARγ投与はマクロファージの浸潤を抑制し、抗炎症物質を誘導することでアロディニアを改善した。これらの結果は今後の神経因性疼痛治療の可能性を含んでいる。
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