骨結合を促進するインプラント表面性状と早期荷重条件との相互作用

• 研究課題/領域番号: 21791876
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 補綴系歯学
• 研究機関: 東北大学
• 研究代表者: 佐藤 奈央子 東北大学, 大学院・歯学研究科, 助教 (80510015)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2010
• 研究課題ステータス: 完了 (2010年度)
• 配分額: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円); 2010年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円); 2009年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
• キーワード: 早期荷重 / インプラント表面性状 / 骨結合

研究概要

インプラント周囲の骨形成に関して,即時荷重とインプラント表面性状による相互作用を調べることを目的として,異なる表面性状を有するインプラントに即時荷重を付加し,インプラント周囲骨動態について検討した.AEインプラント周囲上部皮質骨は即時荷重付加により,4週皮質骨密度減少,2週接着面積減少すること.また,1週Smインプラントー骨接着強度減少が引き起こされた.これらの結果より,即時荷重は異なる表面性状を有するインプラントを介し,周囲骨にそれぞれ異なる影響を与えることが示唆された.

研究成果

• [雑誌論文] N-acetyl cysteine alleviate cytotoxity of bone substitute (2010)
  • 著者名/発表者名: Yamada M, Ueno T, Minamikawa T, Sato N, Ogawa T
  • 雑誌名: J Dental Res. 89 ページ: 411-416
  • 査読あり
• [雑誌論文] N-acetyl cysteine alleviates cytotoxity of bone substitute. (2010)
  • 著者名/発表者名: Yamada M, Ueno T, Minamikawa, Sato N, Ogawa.T
  • 雑誌名: J Dental Research 巻: Apr 89(4) ページ: 411-416
  • 査読あり
• [雑誌論文] Osteoblast mechanoresponse on Ti with different surface topographies (2009)
  • 著者名/発表者名: Sato N, Kubo K, Yamada M, Hori N, Suzuki T, Maeda H, Ogawa T
  • 雑誌名: J Dental Research Sep8 8(9) ページ: 812-816
  • 査読あり
• [雑誌論文] Age-dependent degradation of the protein adsorption capacity of titanium (2009)
  • 著者名/発表者名: Hori N, Att W, Ueno T, Sato N, Yamada M, Saruwatari L, Suzuki. T, Ogawa. T
  • 雑誌名: J Dental Research Jul8 8(7) ページ: 663-667
  • 査読あり
• [学会発表] The influence of immediate loading on bone around titanium implants with different surface topographies. (2011)
  • 著者名/発表者名: Kuwana T, Sato N, 他
  • 学会等名: The 4^<th> International Symposium for Interface Oral Health Science
  • 発表場所: 仙台
  • 年月日: 2011-03-08
• [学会発表] インプラント表面性状の違いによる即時荷重下の周囲骨動態 (2011)
  • 著者名/発表者名: 桑名利江, 佐藤奈央子, 他
  • 学会等名: 国際先端応用医科学研究会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2011-01-22
• [学会発表] インプラント表面性状の違いによる即時荷重下の周囲骨動態 (2010)
  • 著者名/発表者名: 桑名利江, 佐藤奈央子, 他
  • 学会等名: 日本補綴歯科学会、東北-北海道支部学術大会
  • 発表場所: 札幌
  • 年月日: 2010-10-24