研究課題/領域番号 |
21820023
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本語学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
衣畑 智秀 大阪大学, 文学研究科, 助教 (80551928)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,431千円 (直接経費: 1,870千円、間接経費: 561千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,261千円 (直接経費: 970千円、間接経費: 291千円)
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キーワード | 疑問 / 選言 / 不定 / 日本語史 / 琉球語 / 疑問文 / 例示 / 間接疑問 |
研究概要 |
本研究では、日本語の疑問文とそれに関連する構文について、主に中世以降に焦点をあててその歴史を記述した。その結果、疑問の助詞「か」「やら」が、中世以降さまざまな用法を派生させていく様相を明らかにできた。また、日本語の歴史を韓国語、琉球語と対照することで、一般言語学に貢献できるような、変化のプロセスの解明を目指した。本研究では、そのような歴史変化のパターンとして、主文に付加した節を標示する形式が、単文内で機能するようになる統語的変化を考えた。それにより、不定の「か」や例示の「やら」の歴史変化が合理的に説明できることを示した。
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