研究課題/領域番号 |
21860004
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
触媒・資源化学プロセス
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
小林 広和 北海道大学, 触媒化学研究センター, 助教 (30545968)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,678千円 (直接経費: 2,060千円、間接経費: 618千円)
2010年度: 1,274千円 (直接経費: 980千円、間接経費: 294千円)
2009年度: 1,404千円 (直接経費: 1,080千円、間接経費: 324千円)
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キーワード | バイオマス / セルロース / グルコース / グリセリン / アクロレイン / 触媒化学プロセス / 再生可能エネルギー / 硫酸化ジルコニア / メソポーラスジルコニアシリカ / 固体触媒 / 酸素酸化 / グルコン酸 / ギ酸 / 白金 / バナジウム |
研究概要 |
セルロースの酸化的分解反応を実施した。反応条件ならびに使用する触媒により生成物をグルコース、グルコン酸、これらがさらに分解したギ酸へと変化させられることを明らかにした。いずれの化合物も化学工業原料として有用である。さらに触媒系をグリセリンの分解反応に応用したところ、メソポーラス硫酸化ジルコニアシリカ触媒を用いると酸化生成物ではなく脱水物であるアクロレインが収率81%で生成することを見出した。アクロレインは機能性高分子や医薬品の原料として有用性が高く、グリセリンから合成できれば意義深い。
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