研究課題/領域番号 |
21870002
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
中村 誠宏 北海道大学, 北方生物圏フィールド科学センター, 助教 (80545624)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,756千円 (直接経費: 2,120千円、間接経費: 636千円)
2010年度: 1,313千円 (直接経費: 1,010千円、間接経費: 303千円)
2009年度: 1,443千円 (直接経費: 1,110千円、間接経費: 333千円)
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キーワード | 大規模操作実験 / 遷移 / 林冠ジャングルジム / 農電ケーブル / 葉形質 / 食害 / フェノロジー / 資源投資戦略 / 産地別共通圃場 / 地理的スケール / モニタリング / パタン解析 / メカニズム / 電熱線 / オープントップ・チャンバー |
研究概要 |
温暖化に対する冷温帯森林の応答を解明するために、温暖化実験と複数地域の比較による地理的スケール研究を行った。人工的な温暖化は遷移初期種であるダケカンバの林冠部の葉の食害度を増加させたのに対して、後期種であるミズナラの食害度を減少させた。同様に、地理的スケール研究から後期種であるコナラやブナの食害度が低緯度に行くにつれて減少するパタンが見られた。これら結果は樹種がどの遷移段階にあるかにより温暖化に対する食害反応が異なることを示唆している。
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