精神科看護師5名から、提示された「気がかりな出来事」の記述と面接内容を分析した結果、参加者は【気がかりを覚える】と、【気がかりを確かめる】【状況の解釈を試み仮説を立てる】【関わりを吟味し試みる】【関わりながら観察し評価する】【状況を再解釈する】の段階を行きつ戻りつしながら状況に取り組んでいた。そして【自分と向き合う】ことが状況によりコミットすることとなり、リフレクションを深化させていた。 継続教育においてリフレクションが促進されるためには、ファシリテーターの育成が望まれる。ファシリテーションを学ぶためには、ファシリテーターとしての実践をリフレクションするための体験学習的プログラムが必要である。
|