研究課題/領域番号 |
21H00860
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 上越教育大学 |
研究代表者 |
山崎 貞登 上越教育大学, 大学院学校教育研究科, 教授 (40230396)
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研究分担者 |
人見 久城 宇都宮大学, 共同教育学部, 教授 (10218729)
磯部 征尊 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (70736769)
大森 康正 上越教育大学, 大学院学校教育研究科, 教授 (80233279)
東原 貴志 上越教育大学, 大学院学校教育研究科, 教授 (10370850)
岡島 佑介 上越教育大学, 大学院学校教育研究科, 講師 (40754734)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円)
2023年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2022年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2021年度: 13,130千円 (直接経費: 10,100千円、間接経費: 3,030千円)
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キーワード | AIリテラシー / デジタル・ファブリケーション / 初等中等カリキュラム / STEM教育 / STEAM教育 / カリキュラム・オーバーロード / エンジニアリング教育 / 技術科教育 / AIリテラシー / デジタル・ファブリケーションリテラシー / カリキュラム開発 / エンジニアリングデザイン / 小学校 / 中学校 / プログラミング学習 / カリキュラム / Society5.0 / エンジニリングデザイン |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の概要は,Society5.0を実現するために,STEAM教育増進の観点から,初等中等教育を一貫したAIとDFリテラシーの概念と各教育段階の系統性を明示したカリキュラム・マップを示す参照基準と学習評価法を開発する。小・中学校で教育実践を実施して,カリキュラム評価と学習評価により,効果を検証することを目的としている。本研究成果は,各学校が初等中等教育を一貫したAIとDFリテラシー育成のための参照基準として活用することで,初等中等教育段階間の連携とともに,教科等間のカリキュラム・マネジメントが円滑化し,各学校の創意・工夫に基づく単元カリキュラム開発の推進が期待される。
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研究成果の概要 |
本研究の目的は,英国と米国のSTEAM教育の最新動向の現地調査と,J附属中学校技術・家庭科技術分野等におけるAIロボットを教材としたカリキュラム,「FAB(Digital FABrication)(デジタルデータをもとに創造物を制作する技術)」の活用能力を育成するために,3Dプリンタを活用した試作によりSTEAM教育のカリキュラム・マネジメント,評価手法と効果の検証であった。英国現地調査では,エクスター市内の初等中等学校の教員インタビュー等を行い,知見を得ることができた。米国では,ボストン科学博物館のエンジニアリング・イン・エレメンタリーのSTEM教育プログラムの現地調査により知見を得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我が国の初等中等教育は脱カリキュラム・オーバーロード(CO)が喫緊の課題である。カナダのブリティッシュ・コロンビア州ではSTEM教育を導入した脱COの実践が展開中であり,英国や米国の脱CO対策について,本研究の現地調査から知見が得られた。また,AIリテラシーと「FAB(Digital FABrication)リテラシーを育むカリキュラム開発と実践を行い,カリキュラム改善に関する知見を得ることができた。
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