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コンクリートの環境影響評価における前提条件のあり方

研究課題

研究課題/領域番号 21H01409
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分22010:土木材料、施工および建設マネジメント関連
研究機関広島大学

研究代表者

河合 研至  広島大学, 先進理工系科学研究科(工), 教授 (90224716)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2023年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2022年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
2021年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
キーワードコンクリート / 環境影響評価 / CO2排出 / 資源循環 / 混和材
研究開始時の研究の概要

本研究は,天然資源消費,CO2排出,産業副産物・廃棄物活用など,多面的な環境側面と関連するコンクリートあるいはコンクリート構造物の環境影響を,いかなる前提条件の下で評価することが,真実に最も近い合理性のある評価結果を与えることとなるのかを明らかとし,コンクリートの環境影響評価の簡便な手法を構築して,コンクリートがもたらす環境影響や環境貢献を容易に「見える化」できるツールの提供を目指すものである.

研究成果の概要

コンクリートの環境影響評価においては,CO2排出量のみにより評価が行われることが大半であるが,包括的に環境影響を評価するためには,CO2排出量のみならず廃棄物利用など資源循環がもたらす環境影響を少なくとも考慮する必要があることが示された.高炉スラグやフライアッシュなどの混和材の環境影響に関しては,考慮の必要性が示唆されたものの,本研究の範囲ではインベントリデータの精度が十分とは判断できず,さらに詳細な検討が必要である.

研究成果の学術的意義や社会的意義

多面性を有するコンクリートの環境影響を正しく評価するためには,CO2排出量のみによる評価にとどまらず,少なくとも資源循環の環境影響をあわせて考慮する必要性のあることが示されたことに,本研究の学術的意義がある.また,カーボンニュートラルへ向けCO2排出量のみを対象とした種々の取組みがなされるなか,わが国の環境影響評価では資源循環の重要性を改めて提示できたことに社会的意義がある.

報告書

(4件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実績報告書
  • 2021 実績報告書

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公開日: 2021-04-28   更新日: 2025-01-30  

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