研究課題/領域番号 |
21H02289
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分40040:水圏生命科学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人水産研究・教育機構 |
研究代表者 |
吉川 廣幸 国立研究開発法人水産研究・教育機構, 水産大学校, 講師 (40733936)
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研究分担者 |
木下 政人 京都大学, 農学研究科, 准教授 (60263125)
吉浦 康寿 福井県立大学, 海洋生物資源学部, 教授 (90372052)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2023年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2022年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2021年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
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キーワード | トラフグ / 代理親魚技術 / ゲノム編集 / 種苗生産 / 生殖細胞欠損 / 代理親魚 |
研究開始時の研究の概要 |
有用品種の樹立には、始祖となる魚の交配により変異の固定と均一化をはかる必要があるが、世代時間が長く、大型化する海産魚を成熟させて次世代を得ることは容易ではない。本研究では、ゲノム編集技術を活用した生殖細胞欠損個体の大量生産技術を開発し、それらの生殖細胞欠損環境を利用した配偶子の早期代理生産手法を確立することで、短期間のうちに対象魚を代理生産できる新規の世代時間短縮化手法の樹立を目指す。
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研究成果の概要 |
本研究では、世代時間が長い大型海産魚の配偶子を早期に得るための新たな世代時間短縮法の構築を目指して研究を行い、次の成果を得た。まず、ゲノム編集を用いて世代時間が短い小型近縁種において、生殖細胞欠損個体を大量生産するための技術を確立した。さらに、不妊化された小型近縁種の成魚の生殖腺内で配偶子を代理生産するための細胞移植技術を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
有用品種をつくりだすには、始祖となる魚を交配し、変異の固定と均一化をはかることが必要となる。しかし、世代時間が長く、それに伴い体サイズが大型化する海産魚を成熟させて次世代を得ることは容易ではなく、有用品種樹立に向けた最大の障壁となっている。本研究では、不妊魚生殖腺へ生殖細胞を移植して小型魚種から早期に配偶子を代理生産する新規の世代時間短縮法構築に向けた成果が得られた。
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