研究課題/領域番号 |
21H02559
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分45040:生態学および環境学関連
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研究機関 | 千葉大学 (2022-2023) 東京大学 (2021) |
研究代表者 |
深野 祐也 千葉大学, 大学院園芸学研究院, 准教授 (70713535)
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研究分担者 |
立木 佑弥 東京都立大学, 理学研究科, 助教 (40741799)
内田 圭 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 助教 (40747234)
白澤 健太 公益財団法人かずさDNA研究所, 先端研究開発部, 室長 (60527026)
矢守 航 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (90638363)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2023年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2022年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2021年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
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キーワード | 適応進化 / 都市化 / 農地 / ヒートアイランド / 環境ストレス / 群集 / 急速な進化 / 進化-生態フィードバック / 雑草 / 都市 / 進化 / 生態 |
研究開始時の研究の概要 |
都市と農地は土壌や水分条件など、しばしば対照的な環境を持つが、同じ植物種が分布していることがある。これらの植物種では強い分断化選択が生じていると予想されるため、都市と農地において急速に適応的分化が進んでいる可能性がある。そして急速に生じる適応進化は、都市・農地の生態系に大きな影響力を持つかもしれない。本申請課題では、都市と農地という人為環境下で、植物がどのように適応進化しているのか、その進化にはどんな生理的・遺伝的基盤が関わっているのか、そして急速な進化は都市と農地の生態学的な相互作用にどのように波及するのかという点を明らかにする。
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研究成果の概要 |
本研究では、都市や農地の植物がどのように適応進化が起きているかを研究する。都市や農地は人間が作り出した人為生態系で、自然生態系とは大きく異なる環境である。こういった環境では、動植物が急速に進化しているかもしれない。私たちは、メヒシバ・オヒシバ・カタバミといった植物に注目して、競争能力や耐熱性に関連する形質が進化していることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
植物が環境ストレスによってどのように急速に進化しているかを解明することは、地球環境と人間の関係を予測する上で極めて重要です。例えば地球温暖化によって植物がどのように進化し、植物の進化が動物にどのように波及するか、という知見は私たちの生活に直接関わってくるはずです。
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