研究課題/領域番号 |
21H02685
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分48040:医化学関連
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
金川 基 愛媛大学, 医学系研究科, 教授 (00448044)
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研究分担者 |
萬谷 博 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究部長 (20321870)
永森 收志 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (90467572)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2023年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2022年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2021年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
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キーワード | 筋ジストロフィー / 糖鎖 / リビトール / ジストログリカン |
研究開始時の研究の概要 |
新規の翻訳後修飾体であるリビトールリン酸は、筋や神経組織で重要な役割を担っており、その異常は筋ジストロフィーや滑脳症などの原因になる。リビトールリン酸修飾に関わる酵素は明らかになってきた一方で、修飾が正常に進行する仕組みについて不明な点は多く、また、リビトールリン酸異常症の有効な治療法は存在しない。本研究では、リビトールリン酸修飾の分子基盤を明らかにし、リビトールリン酸異常症の治療法の開発を行う。
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研究成果の概要 |
新規の翻訳後修飾体であるリビトールリン酸は、筋や神経組織で重要な生理的役割を担っており、その異常は筋ジストロフィーや滑脳症などの原因になる。リビトールリン酸修飾に必要な前駆体であるCDP-リビトールの合成経路や修飾メカニズムは不明であり、また、リビトールリン酸異常症の有効な治療法も存在しない。本研究では、CDP-リビトールの生合成機序を明らかにし、発症メカニズムに基づく代謝物補充療法を提唱した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
リビトールリン酸修飾の分子機構に不明な点は多く、また、リビトールリン酸異常症に有効な治療法は存在しない。本研究では、リビトールリン酸修飾に重要なCDP-リビトールの合成経路が明らかになり、発症メカニズムに基づいた治療戦略の提唱にも至った。これらの成果は、疾患機序の解明や治療法の開発につながり、学術的・社会的にも大きな貢献を果たした。
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