研究課題/領域番号 |
21K01624
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
大倉 邦夫 弘前大学, 人文社会科学部, 准教授 (60634722)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 社会的協働 / セクター横断的な協働 / 協働マネジャー / 組織間関係 / ソーシャル・ビジネス / セクター横断的協働 / 社会的パートナーシップ / 企業とNPOの協働 / CSR経営 / CSR |
研究開始時の研究の概要 |
近年、地球環境問題・少子高齢化問題・途上国支援などの社会的課題に対して、企業とNPOが協力関係を構築し、その解決に取り組むようになっている。この状況を受けて、1990年代以降徐々に企業とNPOの組織間関係に対する研究の関心が高まりつつあり、企業とNPOという異なるセクターの組織間関係を成功に導くための要因が検討されている。その中で、実際に組織間関係の管理・運営を担う協働マネジャーという人物の役割の重要性が示唆されている。こうした点を踏まえ、本研究では、企業とNPOが円滑な組織間関係を実現するにあたり、企業とNPO、それぞれの協働マネジャーに求められる役割と能力を解明することを目的とする。
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研究成果の概要 |
本研究は、企業がNPOなどの異なるセクターの組織と連携し、地球環境問題、少子高齢化の問題、貧困の問題、地域社会の活性化など、多様な社会的課題の解決に取り組む現象に注目し、そうした組織間の協働関係を成功に導く協働マネジャーの役割を解明することを目的とした。 本研究からは次の点が協働マネジャーの役割として示された。それは、(1)社会的ミッションの提示による資源動員、(2)組織間学習の推進と組織間の信頼関係の構築、(3)事業の計画策定から成果検証と改善を含めた組織間関係のマネジメント、である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、企業がNPOなどの異なるセクターの組織と協力し、多様な社会的課題に取り組む現象が増えている。そうした現象に着目する研究が見られる一方で、セクター横断的な協働関係を成功に導く重要な要因としてあげられている、協働マネジャーの役割については十分な研究が行われてこなかった。本研究では、こうした先行研究の課題を踏まえ、協働マネジャーの役割の解明したという点に学術的意義がある。また、本研究が示した協働マネジャーの役割は、実務家への調査を通して示されたものであり、実践的な示唆をもつと考えられる。
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