研究課題/領域番号 |
21K01757
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07090:商学関連
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研究機関 | 沖縄国際大学 |
研究代表者 |
原田 優也 沖縄国際大学, 産業情報学部, 教授 (90352476)
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研究分担者 |
髭白 晃宜 沖縄国際大学, 産業情報学部, 准教授 (30779947)
宮城 和宏 沖縄国際大学, 経済学部, 教授 (50268786)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | コンテンツ共有行動 / 顧客エンゲージメント / 拡散メカニズム / コンテンツ共有行動の心理学 / Z世代の消費行動 / 情報発信プロセス / SNSマーケティング / フェイクニュース・シェアリング行動 / Z世代消費行動 / SNSの活用 / 推し活 / イミ消費 / Z世代の行動パターン / ブランド関係性 / Sharing Behavior / Social Media / Generation Z / Customer Engagement / Fake news / Fear of missing out / Perceived herd / SNS addiction / Social media influencers / Digital marketing / Parasocial interactions / Millennials / コンテンツ・シェアリング行動 / コンテンツ拡散メカニズム / アジア消費者行動 / デジタル消費行動 |
研究開始時の研究の概要 |
研究代表者は私的空間におけるアジア消費者間コンテンツ・シェアリング行動の比較研究を行い、知見を得る一方、新たに解明すべき課題を発見した。アジア消費者はFacebookやYouTube、Instagram、LINEなどのSNS仮想空間で大量の写真、画像コンテンツ、ゲームソフト、娯楽コンテンツをアップロードし、デジタル著作物の著作権の不正利用を行い、コンテンツ拡散および再利用の傾向が強いことが確認できた。本研究では、SNSプラットフォーマーにおけるコンテンツ・シェアリング行動(content sharing behavior)における意思決定およびコンテンツの拡散メカニズム(diffusion mechanism)を解明することを目的とする。
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研究成果の概要 |
SNS時代におけるコンテンツ・シェアリング行動は、日常生活の一部として定着している。消費者が流通する情報を加工し他者と共有する理由は多様である。本研究は、SNSにおけるコンテンツ共有行動を心理学的に分析し、特にZ世代の消費行動と情報発信プロセスに焦点を当てる。Z世代の顧客エンゲージメントおよびシェアリング行動意図を理解することは、行動科学の観点から重要である。さらに、情報共有および普及活動の多面的な展開・管理の重要性を論じる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、消費する側からみたSNSプラットフォーマー空間においてコンテンツ・シェアリング行動とコンテンツ拡散メカニズム、再利用行動(C to C)の利便性、動機づけ、態度形成過程を国際比較の視点から調査研究することにより、消費者のシェアリング消費行動をダイナミックに捉える。今日、知的財産権侵害物品の輸出入が著しいアジア地域の消費者行動を理解することは、生産国・企業と消費国との間でしばしば経済的緊張状態にまで発展する知的財産権問題の対策を考えるうえで有効な研究事例となるであろう。
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