研究課題/領域番号 |
21K04298
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分22050:土木計画学および交通工学関連
|
研究機関 | 北見工業大学 |
研究代表者 |
高橋 清 北見工業大学, 工学部, 教授 (50236270)
|
研究分担者 |
萩原 亨 北海道大学, 工学研究院, 教授 (60172839)
富山 和也 北見工業大学, 工学部, 准教授 (70589580)
|
研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 自転車走行環境 / 自転車振動モデル / 乗り心地評価 / 路面評価 / Bicycle Ride Index / 自転車 / 走行環境 / 振動モデル |
研究開始時の研究の概要 |
近年、自転車交通の需要が高まる中、安全性や快適性を考慮した自転車走行空間の創出は極めて重要な課題である。しかし、自転車走行が想定されている車道左側端部分は十分な整備状況であるとは言い難い。そこで本研究では、当研究グループで開発した自転車振動モデルを基に、多様な自転車の車種を評価できる振動モデルおよび指標を構築し、さらに評価指標にプローブバイシクルデータを適用することで走行環境情報を可視化し、リアルタイムに情報提供するシステムを構築する。
|
研究成果の概要 |
環境に対する意識の向上やリスク回避のため、自転車需要が増加しており、走行している車種も多様である。そこで本研究では、汎用的な自転車振動モデルの開発と評価指標構築を目的に、多様な自転車を用いて自転車加振実験と自転車体感評価実験を行った。その結果、車種の振動特性を考慮した汎用的な自転車振動モデルを開発し、開発したモデルにより算出された路面評価指標(BRI)の実路面への適用性を検証したところ、 指標は多様な車種の乗り心地評価と高い相関を示すことを明らかとした。また、MPMにて取得した実道プロファイルや画像データを用い算出したBRIを路面性状とともに地図上に可視化させることを可能とした。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、環境に対する意識の向上やリスク回避のため、自転車交通の需要が高まる中、安全性や快適性を考慮した自転車走行空間の創出は極めて重要な課題である。そこで本研究では、多様な車種が走行している自転車走行空間を評価するため、汎用的な自転車振動モデルの開発を行い、評価指標を可視化することで、自転車利用者の乗り心地評価のみならず道路管理者への有効な情報提供を行うシステムを開発した。
|