研究課題/領域番号 |
21K05890
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分42010:動物生産科学関連
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
高林 秀次 浜松医科大学, 光医学総合研究所, 准教授 (70372521)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ESCRT-III / Chmp2 / Chmp3 / Chmp4 / i-GONAD / Chmp / Chmp2a / Chmp4b / Cnmpファミリー / 卵割 / Chmpファミリー / ESCRT / マウス |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、申請者らが開発したi-GONAD法を駆使して、膜のリモデリングに機能するESCRT-IIIの構成タンパクであるChmpファミリー遺伝子のKOマウス及びChmpファミリー蛍光標識KIマウスを短時間に作製し、これらマウスを用いた発生初期時に卵割期における表現型解析及びライブセルイメージングにより受精卵の卵割期におけるESCRT-IIIの機能を明らかにする。
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研究成果の概要 |
筋委縮性側索硬化症(ALS)様病態を自然発症する新規突然変異マウスの原因遺伝子として、ESCRT-IIIのサブユニットであるChmp2a遺伝子を発見した。本研究では、細胞分裂や膜のリモデリングに機能するESCRT-IIIの構成タンパクであるChmpファミリー遺伝子のKOマウスを作製した。これらKOマウスを用いた発生初期時に卵割期における表現型解析を行い、受精卵の卵割期におけるESCRT-IIIの機能を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ESCRT-IIIはMVB形成や細胞質分裂等の膜のリモデリングに関係している。細胞などを用いた研究で機能解析が行われてきたが、マウスを用いた解析がほとんどされていなかった。本研究において、ESCRT-IIIの構成成分であるChmpファミリー遺伝子のKOマウスを作製に成功した。卵割期自体には影響がないことが分かったので、今後さらなる解析が期待される。 KOマウスの作製はi-GONAD法を用いて行った。そのために効率的なi-GONAD法の開発研究を行った。
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