研究課題/領域番号 |
21K06730
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分48010:解剖学関連
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研究機関 | 公立小松大学 (2022-2023) 金沢大学 (2021) |
研究代表者 |
仲田 浩規 公立小松大学, 保健医療学部, 教授 (80638304)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 三次元再構築 / 精巣輸出管 / 精巣上体管 / 精細管 / 精巣 / 深層学習 / 精路 / 男性不妊症 / 3D / ヒト / 精巣索 / 精巣上体 |
研究開始時の研究の概要 |
精巣を含む精子の通り道(精路)の研究の発展には詳細な形態学的情報が不可欠である。本研究では、深層学習を用いた三次元再構築法でヒト精路の三次元構造を明らかにする。また実験動物の胎児期精路の詳細も明らかにする。さらに、精子形成の開始位置が偏らないマウスと一部の精細管でのみ精子形成が開始するマウスを作製・解析することで、精細管の規則的な三次元構造が精子形成の開始位置と関係があるかを明らかにする。
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研究成果の概要 |
日本を含む先進国の約15%のカップルが不妊と推計され、その原因の半数は男性側にある。男性側の研究の発展には精巣を含む精子の通り道(精路)の詳細な形態学的情報が不可欠である。本研究では連続切片を作製し、深層学習を用いて、精路の三次元再構築を行なった。その結果、ヒト精巣輸出管・精巣上体管と実験動物(マウス・ラット)の胎児期精路の詳細な三次元構造を明らかにすることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
深層学習を用いることで、ヒト精巣輸出管・精巣上体管と実験動物(マウス・ラット)の胎児期精路を再構築し、その正確な三次元構造を明らかにした。本研究成果は、男性不妊症に関連する解剖学的異常の解析に有用であると考えられる。また、本研究で開発した方法は、精路以外の構造の詳細を明らかにする研究にも応用可能であると考えられる。
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