研究課題/領域番号 |
21K07073
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分49070:免疫学関連
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研究機関 | 東京薬科大学 |
研究代表者 |
小林 大貴 東京薬科大学, 生命科学部, 助教 (30528683)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 骨髄異形成症候群 / HMGA2 / 器質化肺炎 / MDS |
研究開始時の研究の概要 |
HMGA2 高発現がMDSにおいて器質化肺炎を引き起こす機序を解明する。まずモデルマウスの気管支周囲に浸潤する免疫細胞を同定する。特定した免疫細胞集団で遺伝子発現解析を行い、免疫応答異常と関連する特徴を見出し、それが免疫応答異常に寄与するか解析する。またモデル動物の免疫応答異常を試験管レベルで再現し、器質化肺炎治療薬の探索に役立てることを目指す。
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研究成果の概要 |
骨髄異形成症候群(MDS)ではしばしば非感染性肺炎や自己免疫性疾患などの合併症を伴う。HMGA2は、造血器腫瘍において病態増悪因子として知られており、これまでに骨髄線維症やMDS などで高発現の症例が報告されている。しかしながらHMGA2の高発現がどのようにMDS病態に関与するかはわかっていなかった。我々は臨床所見を反映する HMGA2 高発現 MDS モデル動物を作出し、当該モデル動物を解析した結果、HMGA2の過剰発現は血小板の活性化に寄与しており、活性化血小板は細胞死感受性が増加したMDSクローン由来の好中球と相互作用することで非感染性肺炎の発症に寄与することを見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
MDS患者におこる非感染性肺炎などの合併症は、生活の質を著しく低下させます。本研究をもとに血小板-好中球複合体形成を標的とした新たな治療法が開発されることで、患者の生活の質が向上する可能性があります。また治療が効率化されることで長期的には医療費の削減につながる可能性があります。
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