配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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研究開始時の研究の概要 |
胆管癌の転移再発や治療抵抗性に関与する休眠がん細胞を同定し,分子機構を関与を解明し,新規治療標的に発展させることである. 休眠がん細胞は時間を経た再発転移機構であり,この仕組みに癌幹細胞(CSC)の関与が示されている.細胞周期の休止期に存在し,従来の化学療法に抵抗性を示す.Fbxw7は多くの癌で不活性型変異を認める癌抑制遺伝子で,血液癌や固形癌でFBXW7を介したCSCの制御が報告された. 本研究はFbxw7による休眠がん細胞の制御メカニズムを解明し,治療標的にするという胆管癌の新たな治療戦略に発展させることを目的とする.
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研究実績の概要 |
胆管癌の転移再発や治療抵抗性に関与する休眠がん細胞を同定し,分子機構を関与を解明し,新規治療標的に発展させることである.休眠がん細胞は時間を経た再発転移機構であり,この仕組みに癌幹細胞(CSC)の関与が示されている.細胞周期の休止期に存在し,従来の化学療法に抵抗性を示す.Fbxw7は多くの癌で不活性型変異を認める癌抑制遺伝子で,血液癌や固形癌でFBXW7を介したCSCの制御が報告された.本研究はFbxw7による休眠がん細胞の制御メカニズムを解明し,治療標的にするという胆管癌の新たな治療戦略に発展させることを目的とする. (目的) 胆管癌の転移再発や治療抵抗性に関与する休眠がん細胞を同定し,分子機構にFbxw7の関与を解明し,新規治療標的に発展させることである.休眠がん細胞は時間を経た再発転移機構であり,この仕組みに癌幹細胞(CSC)の関与が示されている.細胞周期の休止期に存在し,従来の化学療法に抵抗性を示す.Fbxw7は癌抑制遺伝子で,多くの癌で不活性型変異を認める.我々はFBXW7低下が予後不良因子であること,細胞株で基質の蓄積が進展と化学療法抵抗性に関与することを示した.近年,血液癌や固形癌でFBXW7基質c-MYCを介したCSCの制御が報告され,FBXW7抑制によるCSC治療の可能性が示された. 本研究は術前治療後の胆管癌組織を用い,FBXW7発現上昇と治療抵抗性の関連性を検証し,細胞株,マウス実験でFbxw7による休眠がん細胞の制御メカニズムを解明し,治療標的にするという胆管癌の新たな治療戦略に発展させる.
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