研究課題/領域番号 |
21K09362
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56030:泌尿器科学関連
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研究機関 | 関西医科大学 |
研究代表者 |
木下 秀文 関西医科大学, 医学部, 教授 (30324635)
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研究分担者 |
矢西 正明 関西医科大学, 医学部, 講師 (70411551)
安藤 英由樹 大阪芸術大学, 芸術学部, 教授 (70447035)
杉 素彦 関西医科大学, 医学部, 講師 (80298869)
谷口 久哲 関西医科大学, 医学部, 講師 (90460815)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 手術教育 / シミュレーター / augment reality / 手術評価 / 追いトレ / エルゴノミクス / 手術動作 / 追体験 / Augment Reality |
研究開始時の研究の概要 |
患者さんが安心して、医療手術を受けるためには、手術をする医師への教育が重要です。しかし、今まで、特に手術の手技を、うまく指導し、教える方法がありませんでした。 手技、というのは手(体)の動きですから、これを文字で表現するのがむつかしいためです。 この研究では、「エキスパートの医師の手術の動き(ビデオ)を若い医師がなぞりながら(追体験しながら)手技を覚えていく」、という教育方法を開発し、ロボット支援(daVinci)前立腺手術でこの方法が有効かどうか検証します。 このような教育法が有用であれば、広く様々な手術の教育に発展させていきます。
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研究実績の概要 |
本研究では、augmented reality(AR)技術を用いて、手術教育ができるシミュレーターと練習機(まずは、前立腺全摘出術後の膀胱尿道吻合モデル)の開発を行ってきている。 1)手術の元動画に対して、練習者が追随する際に、そのAR画像の遅れやズレの調整に、時間を要した。何とか、実用レベルの精度になってきていると考える。 2)シミュレーターは、当初から、実機と同サイズのもので開発してきているが、取り回しなどにも考慮して、より小型のシミュレーターの開発も並行して進めている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
練習者が追随する際のAR動画(アニメーション)の遅れやズレの調整に、時間を要した。一つの問題として、実際の手術の鉗子は、手術ごとに決まった位置から挿入されるが、練習者のAR動画で、実際の手術の鉗子の刺入点とシミュレーターのAR動画の刺入点や角度を合わせるのに、予定以上に時間を要した。何とか、実用レベルの精度になってきていると考える。 また、実機と同じサイズでのシミュレーターは、大学などのシミュレーションセンターや、病院の医局など、設置場所も限られるため、もう少し小型のシミュレーターも並行して開発を進めている。
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今後の研究の推進方策 |
AR動画のずれや遅れは、実用レベルの精度に近づいていると考える。しかし、依然として、解決すべき問題もあるため、AR動画の鉗子部分(挿入(刺入点)から先端までの直線部分)を削除し、先端部分のみの動画にするなどの別の解決策も考えている。 シミュレーターの評価、については、コロナ禍の影響もあり、計画よりも少人数での評価を行うことを考えている。
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