研究課題/領域番号 |
21K09371
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56030:泌尿器科学関連
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
黄 鵬 岡山大学, 中性子医療研究センター, 研究准教授 (00610841)
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研究分担者 |
渡部 昌実 岡山大学, 大学病院, 教授 (70444677)
荒木 元朗 岡山大学, 医歯薬学域, 教授 (90467746)
植木 英雄 岡山大学, 総合技術部, 技術専門職員 (90537218)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 前立腺癌 / REIC/DKK-3 / 骨髄由来免疫抑制細胞 / 免疫逃避 |
研究開始時の研究の概要 |
癌の研究開発において、癌免疫逃避機構に関する最近の注目すべき研究として、骨髄由来免疫抑制細胞が、癌に対する免疫監視機構や抗腫瘍免疫を負に制御して癌の悪性進展の中心的役割を担っていることが明らかにされつつある。最近、我々の最近の研究においてREICのMDSC細胞に発現するカモカイン受容体のアンタゴニスト様の作用が明らかとなったことから、本申請研究では、骨髄由来免疫抑制細胞の抗癌免疫逃避機構の解明に基づく革新的癌創薬の探索を目指す。
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研究実績の概要 |
本申請研究では、REIC/DKK-3と特定のケモカイン受容体を発現する骨髄由来抑制細胞(MDSC)との結合により骨髄由来抑制細胞の游走及び局所への浸潤の抑制効果の検討を行った。これら受容体とREICとの詳細な分子間相互作用、その下流のシグナル伝達様式、発現する組織と細胞、REIC-受容体経路の細胞における機能的役割を一部が解明した。腫瘍免疫応答活性化に寄与するREICの作用点とその分子メカニズムの解明により、REIC/DKK-3との結合により骨髄由来抑制細胞の游走及び局所への浸潤の抑制効果の解明に焦点を当てた解析を行った。特に、免疫調整剤として機能するREICタンパク質の分子メカニズムを解明することにより、腫瘍免疫活性化の向上・副作用の低減を狙った高機能化REICの開発が可能となり、新規抗癌免疫逃避機構の解明に基づく革新的癌創薬の創製基盤の構築へと大きく前進する。今回の成果は、REIC/DKK-3遺伝子を基盤シーズとする骨髄由来免疫抑制細胞の抗癌免疫逃避メカニズムの解明に基づく革新的癌創薬の展開基盤になるものと判断した。 さらに、本研究の成果を基づく国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(A))の支援受け、REIC/DKK-3を用いて免疫と遺伝子治療を組み合わせ最先端医療融合の研究「次世代環状mRNAワクチンプラットフォームの創薬」の関与について示すような学術的『問い』を設定し、腫瘍免疫逃避機構を標的とした次世代環状mRNAワクチンプラットフォームの創薬に着目して研究を目指す。
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