研究課題/領域番号 |
21K10150
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57060:外科系歯学関連
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研究機関 | 朝日大学 |
研究代表者 |
長縄 鋼亮 朝日大学, 歯学部, 講師 (50712452)
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研究分担者 |
村松 泰徳 朝日大学, 歯学部, 教授 (30247556)
高山 英次 朝日大学, 歯学部, 准教授 (70533446)
梅村 直己 朝日大学, 歯学部, 講師 (80609107)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 頭頸部腫瘍 / 化学療法 / 分子標的療法 |
研究開始時の研究の概要 |
化学療法抵抗性の頭頸部腫瘍(HNC)を伴う患者で、ニボルマブによる分子標的療法後に、化学療法が奏功する症例が散見される。HNC、ニボルマブ、抗癌剤のいずれもが患者の免疫能に干渉する。マウス由来のシスプラチン抵抗性のHNC細胞群を同種同系統マウスに移植したモデルを用いて、ニボルマブによる分子標的療法後に化学療法が奏功する仕組みを検討する。
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研究実績の概要 |
化学療法抵抗性の頭頸部腫瘍(HNC)を伴う患者で、ニボルマブによる分子標的療法後に、化学療法が奏功する症例が散見される。HNC、ニボルマブ、抗癌剤のいずれもが患者の免疫能に干渉する。しかし、免疫不全のヌードマウスに患者のHNCを移植して、腫瘍や治療が免疫系に及ぼす影響を検討することや、免疫系が健常なマウスに患者のHNCを移殖することは困難である。 そこで本研究代表者は、マウス由来のHNCからシスプラチン抵抗性の細胞群を作成して、免疫能が健常な同種同系統マウスに移植するモデルを樹立した。そして、この化学療法抵抗性のHNCに特異的な発現分子や、移動能や浸潤能などの形質的特徴を明らかにした。 さらに、全身免疫能に及ぼす影響や、(ニボルマブによる分子標的療法後に化学療法が奏功する仕組みを検討する。本研究は、単に患者の免疫能への影響やその仕組み明らかにするのみならず、治療後のQOL改善および様々な疾病の予防や治療に有益な新規の知見を与えると期待される。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
マウス由来のHNCからシスプラチン抵抗性の細胞群を作成して、免疫能が健常な同種同系統マウスに移植するモデルを樹立した。そして、この化学療法抵抗性のHNCに特異的な発現分子や、移動能や浸潤能などの形質的特徴を明らかにした。 この化学療法抵抗性HNCを移植したマウスに特異的な抗腫瘍免疫能や全身免疫能に及ぼす影響の検討をすすめている。 マウスに特異的な抗腫瘍免疫能や全身免疫能に及ぼす影響の検討が部分的に新年度に持ち越しになり、学会発表や誌上発表が遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
この化学療法抵抗性HNCを移植したマウスに特異的な抗腫瘍免疫能や全身免疫能に及ぼす影響を明らかにする。 さらに、この化学療法抵抗性HNC移植動物モデルおよび抗PD-1抗体や抗PD-1L抗体を用いて、分子標的療法後に化学療法が奏功する仕組みを検討する。
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