研究課題
基盤研究(C)
心不全パンデミックに対して生活習慣病の診療の変革を目的とした電子聴診器および指導や評価を支えるクラウド環境を開発し、それによる心臓聴診指導方策の有効性を医学生の聴診能力向上を指標に検証し、実臨床での有効性を生活習慣の専門医・かかりつけ医で心不全の発症・進展予防を指標に検証する。将来的には今回の方策により我が国の健康寿命の延伸、通院率や医療費の削減に貢献できることを目指す。ICTおよびクラウド技術の進歩で聴診のハードルを下げ、我が国の医療の近未来最大の問題である心不全パンデミックに対抗しようとする本研究は独自性が高い。また遠隔指導を通して診療の変容を目指す本研究は創造性も高い。
循環器の非専門医でも活用可能な電子聴診器の開発をONKYOと行う中で、3件の国内特許、1件の北米及び中国での国際申請を行った。だがその後技術的な問題から、AMI IncのSSS01を採用し、療養環境の激変に伴うⅣ音の変化、SGLT2阻害剤の中断によるⅣ音の増強について報告を行うとともに、外来症例におけるSGLT2阻害剤投与によるⅣ音の意義について検討を行った。SGLT2阻害剤投与例においては、心房収縮から予測されるより大きなⅣ音成分を呈する例においては、むしろ左房圧やBNPが低い傾向にあることが示され、同剤による心房収縮の亢進によるものと推測され報告を行った。
本研究により、心不全のハイリスク群である糖尿病を代表とする生活習慣病に対峙する糖尿病専門医を代表とする循環器疾患の非専門医が、電子聴診器およびクラウド環境を活用して診察している症例の心不全リスクを評価する方策の提案が行われた。心不全パンデミックを前にして、心不全ハイリスク例に対する早期介入の必要性がこれまで以上に高まる中で、電子聴診器およびクラウド環境の活用による心音情報の評価は、新たな診療モデルとしての位置を確実なものとしつつある。
すべて 2024 2023 2022 2021
すべて 雑誌論文 (20件) (うち国際共著 2件、 査読あり 20件、 オープンアクセス 20件) 学会発表 (2件) (うち招待講演 2件) 産業財産権 (7件) (うち外国 2件)
Global Heart
巻: 19 号: 1 ページ: 19-19
10.5334/gh.1302
Diabetology International
巻: 15 号: 1 ページ: 135-140
10.1007/s13340-023-00664-8
Japanese Journal of Applied Physics
巻: 63 号: 4 ページ: 04SP60-04SP60
10.35848/1347-4065/ad3834
Journal of Medical Ultrasonics
巻: 51 号: 3 ページ: 547-547
10.1007/s10396-024-01441-z
Medicina
巻: 60(2) 号: 2 ページ: 329-329
10.3390/medicina60020329
巻: 14 号: 4 ページ: 427-433
10.1007/s13340-023-00641-1
巻: 50 号: 2 ページ: 131-141
10.1007/s10396-023-01289-9
Sensors
巻: 23 号: 5 ページ: 2639-2639
10.3390/s23052639
Molecular Genetics and Metabolism
巻: 140 号: 3 ページ: 107691-107691
10.1016/j.ymgme.2023.107691
巻: 61 号: SG ページ: SG1011-SG1011
10.35848/1347-4065/ac4680
巻: in-press 号: SG ページ: SG1067-SG1067
10.35848/1347-4065/ac4ea9
Journal of Diabetes Investigation
巻: 13 号: 10 ページ: 1685-1694
10.1111/jdi.13861
International Journal of Molecular Sciences
巻: 23 号: 15 ページ: 8342-8342
10.3390/ijms23158342
巻: - 号: 6 ページ: 1052-1061
10.1111/jdi.13759
巻: 12 号: 9 ページ: 1680-1688
10.1111/jdi.13524
Journal of Diabetes Research
巻: 2021 ページ: 1-10
10.1155/2021/8838026
iScience
巻: 24 号: 5 ページ: 102445-102445
10.1016/j.isci.2021.102445
Nutrients
巻: 13 号: 12 ページ: 4374-4374
10.3390/nu13124374
PLOS ONE
巻: 16 号: 3 ページ: e0248267-e0248267
10.1371/journal.pone.0248267
巻: 12 号: 3 ページ: 324-329
10.1007/s13340-020-00489-9
40022593484