研究課題/領域番号 |
21K12173
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分62030:学習支援システム関連
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研究機関 | 和歌山大学 |
研究代表者 |
豊田 充崇 和歌山大学, 教育学部, 教授 (60346327)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | ネット依存症 / ゲーム障害 / 情報モラル / ネット依存 / スマホ依存 / 予防教育 / 情報モラル教育 / 「ネット依存」 / 「スマホ依存」 / 「ゲーム依存」 / スマホ依存症 / カリキュラム開発 / 予防・対策教材開発 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、「ネット依存(ゲーム障害)予防教育」をテーマとして掲げ、そのための実態調査・分析をおこない、結果を踏まえてのカリキュラム及び教材開発を実施し、効果検証を経てから、教育分野に各種教材を提供することまでを目的とした実践的研究である。 依存症児童・生徒の増大は、今後、社会的損失につながり、学力低下は児童・生徒らの将来の選択肢を狭めることとなる。社会問題として対応すべき事項として、ネット依存(ゲーム障害)予防教育に早急に取り組む必然性があり、本研究はそれに寄与するものである。
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研究成果の概要 |
本研究は、「ネット依存(ゲーム障害)予防教育」をテーマとして掲げた実践的研究である。その成果として、各教育現場におけるリサーチから、依存症を自覚するためのチェックリスト(フロー図)やインタビュー・アンケート項目(ゲームリストを含む)を作成した。また、現行のカリキュラムからネット依存(ゲーム障害)の予防に関する授業実践のための教材開発をおこない、20本のマンガ教材やワークショップ用教材を開発し、専用のウェブサイトにて公開した。また実際の教育現場にて当教材の評価検証を実施、一定の学習効果が認められた。(専用サイト;https://web.wakayama-u.ac.jp/~toyoda/iga/)
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
コロナ禍以後、更に大きな社会問題となっている児童生徒等のスマホ・ネット依存に関して(特にその深刻度の高いゲーム障害について)、予防的な教育を実施することは、学校教育現場において急務であり、当研究成果はこの問題に貢献するものであった。児童生徒らの実態把握や自覚をどのように促すのか、そのための授業設計や関連する資料の作成・公開をおこなった。また、即実践・活用されているのが約20本のマンガ教材(映像教材を含む)であり、すでに専用のウェブサイトで公開中である。 (専用サイト;https://web.wakayama-u.ac.jp/~toyoda/iga/)
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