研究課題/領域番号 |
21K13361
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
YANG YUNYUE 横浜国立大学, 大学院国際社会科学研究院, 准教授 (00881905)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | employee voice / language diversity / gender / Asia / culture / proactive behavior / voice climate / multinational workplace / voice behavior / language / diversity |
研究開始時の研究の概要 |
Using a systematic literature review and two empirical studies, the current research aims to explore whether, how, and when language diversity influences employee voice within the multinational workplace in Asia. This research contributes to a reconstruction of voice literature through the incorporation of the language diversity perspective and deepens the understanding of employee voice in the Asian context.
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研究成果の概要 |
この研究は、アジアにおける従業員の発言行動を、言語とジェンダーの多様性に焦点を当てて検証するものである。1年目には関連文献のレビューを行い、概念論文を作成した。2年目には中国で現地従業員の英語力が外国人駐在員に対する発言行動に及ぼす影響の実証研究を実施し、また、日本とイギリスで性別が発言戦術に与える影響を調査する実験を行った。3年目には、英語力と海外駐在の意向に関する論文と、アジア太平洋地域の発言風土の性別差を扱った論文の2本を完成させた。この3年間で、研究成果は国際学会で発表し、そのうち3本がアメリカ経営学会で採択された。現在、1本の論文が査読中であり、他の研究も投稿準備中である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
既存の研究では、異なる背景の従業員の発言行動がどのように現れ、それがどのような意味を持つのかが軽視されがちである。本研究は言語とジェンダーの多様性に焦点を当て、これらの多様性がアジアの文脈における従業員の発言行動にどのような影響を与えるかについてより深い理解を提供している。社会的意義においては、多様な職場で従業員の発言行動を理解し促進することは、組織の発展と競争力にとって極めて重要である。本研究は、外国人従業員や女性などのマイノリティ・グループの発言行動に関する重要な洞察を提供し、組織がより包括的な環境を促進するのに役立っている。
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