研究課題/領域番号 |
21K16702
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56020:整形外科学関連
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
高澤 英嗣 群馬大学, 医学部附属病院, 助教 (70868695)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 骨粗鬆症 / 脊椎 / 体外衝撃波(ESWT) / 体外衝撃波 / ESWT / 椎体骨折 / 骨微細構造 / 骨芽細胞 / 破骨細胞 / 骨密度 / 体外衝撃波療法 / 骨粗鬆 / 骨梁ネットワーク / 骨代謝 |
研究開始時の研究の概要 |
脊椎は骨量減少の影響を受ける器官であり,骨粗鬆症性椎体骨折は寝たきりの主要因である.加齢に伴い脊椎手術が増加し,低骨量に関連する術後合併症は20-40%とされる.これらは患者QOLの低下や,医療経済への負担を招くため,「骨粗鬆症の克服」と「骨の健康の健全化」は重要な課題である. そこで申請者は,新しい骨粗鬆症治療のモダリティとして,安価・安全で組織修復効果がある「体外衝撃波療法(ESWT)」に着目した.世界的にも骨粗鬆脊椎に対するESWTの研究は未開拓であり,本研究はESWTを用いた骨粗鬆症椎体骨折の保存治療や脊椎手術の補助療法の新規開発の先駆けとして,臨床応用への基盤研究となりうる.
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研究成果の概要 |
新しい骨粗鬆症治療のモダリティとして,安価・安全で組織修復効果がある「体外衝撃波療法(ESWT)」に着目した.本研究成果として,組織修復効果(骨量増加/骨質改善)が期待されるESWT照射プロトコルを同定した.骨粗鬆モデルラットの腰椎へのESWT照射により,ヒト骨密度に相当する平面骨密度が増加した(量的な変化).さらに海面骨密度や骨梁密度も上昇した(質的な変化).また,ねじれや曲げ応力に対する剛性も高まる可能性が示唆された.骨粗鬆脊椎に対するESWTの研究は未開拓であり,本研究はESWTを用いた骨粗鬆症椎体骨折の保存治療や脊椎手術の補助療法の新規開発の先駆けとして臨床応用への基盤研究となりうる.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
骨粗鬆症に関連する骨折は寝たきりの原因となり,要介護,QOL低下,全身機能の低下,死亡率の増加を引き起こすため,「骨粗鬆症の克服」と「骨の健康の健全化」は重要な課題である.そこで,新しい骨粗鬆症治療のモダリティとして,「体外衝撃波療法(ESWT)」に着目し,組織修復効果(骨量増加/骨質改善)が期待されるESWT照射プロトコルを同定した.本研究はESWTを用いた骨粗鬆症椎体骨折の保存治療や脊椎手術の補助療法の新規開発の先駆けとして,臨床応用への基盤研究となりうる.
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