研究課題/領域番号 |
21K16910
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56060:眼科学関連
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研究機関 | 東京女子医科大学 (2022) 日本医科大学 (2021) |
研究代表者 |
丸山 拓真 東京女子医科大学, 医学部, 助教 (90838103)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | コリン作動性アマクリン細胞 / スターバーストアマクリン細胞 / 網膜 / ギャップ結合 / 生後発達 / コネキシン / ドーパミン受容体 / 視覚経験 / パッチクランプ |
研究開始時の研究の概要 |
網膜神経回路の成熟には、コリン作動性アマクリン細胞由来のretinal waveが関与する。Retinal waveの生成には、ギャップ結合やアセチルコリン入力が関与しているが、成熟動物のコリン作動性アマクリン細胞にはギャップ結合が存在しない。本研究では、生後発達期のコリン作動性アマクリン細胞に存在するギャップ結合の分子実体とその消滅メカニズムを明らかにすることで、retinal wave生成におけるコリン作動性アマクリン細胞のギャップ結合の役割を明らかにしようとするものである。
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研究成果の概要 |
網膜の神経回路の成熟化に重要な役割を果たすコリン作動性アマクリン細胞によるギャップ結合が、マウス網膜の発達段階において生じるかどうかを明らかにすることを目的として研究を行ってきた。免疫組織化学、分子生物学、電気生理学的検討から、開眼前のコリン作動性アマクリン細胞は、隣接する異種の細胞と間でギャップ結合を形成することを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、生後発達期の網膜におけるコリン作動性アマクリン細胞の機能の理解に貢献するとともに、網膜神経回路の成熟化におけるコリン作動性アマクリン細胞の役割の解明につながることが期待される。
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