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体重の変化がメタボリックシンドロームの危険因子と医療費に与える影響に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 21K17253
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
研究機関敦賀市立看護大学

研究代表者

萬代 望  敦賀市立看護大学, 看護学部, 教授 (80516956)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード医療費 / 体重 / NDB / BMI / メタボリックシンドローム
研究開始時の研究の概要

本研究では、厚生労働省が整備してきたレセプト情報・特定健診等情報データベース(NDB)を後ろ向きに調査し、メタボリックシンドロームの危険因子や医療費に対する体重変化の影響を解析する。これにより、各人の身長に適した体重低下がどのメタボリックシンドロームの危険因子のコントロールに有用であるのかと、体重増加がどのパラメータに好ましくない影響を及ぼすことが示唆されるのかを把握できる可能性が期待できる。

研究成果の概要

本研究は、日本人における体重と医療費との関係を明らかにするため、特定健康診査・特定保健指導に関するデータ(NDB)と国民医療費のデータを対象に、国民一人当たりの医療費とBMI25以上の人の割合や、20歳の時の体重から10kg以上増加している人の割合を各都道府県で比較分析した。
結果、一人当たりの医療費とBMI25以上の人の割合との間に相関はみられなかった(R = ー0.013、p = 0.930)。また、一人当たりの医療費と20歳の時の体重から10kg以上増加している人の割合との間にも相関はみられなかった(R = 0.086、p = 0.564)。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の結果では、各都道府県の国民一人当たりの医療費とBMI25以上の人の割合や、20歳の時の体重から10kg以上増加している人の割合には、相関がみられなかった。国民一人当たりの医療費とBMI25以上の人の割合や、20歳の時の体重から10kg以上増加している人の割合の間に地域ごとの相関が無かったという結果は、医療政策分野の学術的意義や社会的・医療経済的意義がある。さらに、今後これらの研究結果から発展して研究を行うための有用な基礎資料となりうる。

報告書

(3件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書

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公開日: 2021-04-28   更新日: 2024-01-30  

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