研究課題/領域番号 |
21K18319
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研究種目 |
挑戦的研究(開拓)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分90:人間医工学およびその関連分野
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
小玉 哲也 東北大学, 医工学研究科, 教授 (40271986)
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研究分担者 |
SUKHBAATAR ARIUNBUYAN 東北大学, 歯学研究科, 助教 (20867147)
森 士朗 東北大学, 大学病院, 講師 (80230069)
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研究期間 (年度) |
2021-07-09 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
25,870千円 (直接経費: 19,900千円、間接経費: 5,970千円)
2023年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
2022年度: 10,660千円 (直接経費: 8,200千円、間接経費: 2,460千円)
2021年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
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キーワード | リンパ節 / 転移 / がん / DDS / リンパ節転移 / 照射線 / 人工知能 / 遺伝子解析 / アブスコパル効果 / AI / 診断 / 治療 / アブコパル効果 |
研究開始時の研究の概要 |
本課題では人工知能を用いた転移リンパ節診断法, アブスコパル効果, 放射線療法, 網羅的遺伝子解析を融合し, 転移初期段階にあるセンチネルリンパ節の治療を介して遠隔転移の治療を目指す革新的なリンパ行性薬剤送達法の開発を目的にする. 本申請は, 転移予測困難であった転移初期リンパ節を的確に診断し, 不必要な郭清術を減少させる可能性を秘めるものである.
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研究成果の概要 |
本課題では, 転移リンパ節AI診断法, 放射線療法, 遺伝子解析から転移初期段階にあるセンチネルリンパ節の治療から遠隔転移の治療を目指す革新的なリンパ行性薬剤送達法(LDDS)の開発を目指した. 転移リンパ節AI診断法の開発では転移リンパ洞の形態学的変化に着目し解析手法を提案した. つぎに照射線療法に関しては全身照射とLDDSおよび転移リンパ節への局所照射とLDDSによる治療効果比較から1Gy程度の放射線による免疫活性化の高まり遠隔転移を予防できる可能が示唆された. 遺伝子解析ではTh1細胞を介した抗腫瘍効果とCD8を介した抗腫瘍免疫応答がLDDS治療に関連することが示唆された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は, AIを駆使した転移初期段階にあるセンチネルリンパ節の診断技術, LDDS併用放射線治療の開発, 遺伝子解析から, 革新的なリンパ行性薬剤送達法の開発を目指す世界で初めての試みである. 本研究は, これまで診断が困難であった転移初期リンパ節を的確に診断することで不必要な郭清術を減少させ, 腫瘍性免疫学的変化に関与する素因の解明から新規の免疫療法戦略の立案など, 学術体系やその方向性を大きく転換させ得る可能性を秘めるものである.
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