研究課題/領域番号 |
21K19255
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分44:細胞レベルから個体レベルの生物学およびその関連分野
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
小野 大輔 名古屋大学, 環境医学研究所, 講師 (30634224)
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研究期間 (年度) |
2021-07-09 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2022年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2021年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 概日リズム / 神経回路 / 行動リズム / 視交叉上核 / 睡眠・覚醒 / 自然環境 / 視床下部 / GABA |
研究開始時の研究の概要 |
哺乳類では、脳内視床下部の「視交叉上核」が概日時計の中枢として生体機能の時間的統合を行う。概日時計の中枢である視交叉上核から、睡眠・覚醒の行動への出力を考えた際、昼行性・夜行性動物では行動の時間帯が昼夜逆転しているにも関わらず、視交叉上核の神経活動は、同じように昼間に高まる事が知られている。本研究では、申請者はこれまでの予備実験から得られた手がかりをもとに、世界に先駆け哺乳類の昼行性・夜行性を決定する神経メカニズムを明らかにする。
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研究成果の概要 |
概日時計の中枢である視交叉上核から、睡眠・覚醒の行動への出力を考えた際、昼行性・夜行性動物では行動の時間帯が昼夜逆転しているにも関わらず、視交叉上核の神経活動は、同じように昼間に高まる事が知られている。本研究では、様々なイメージング技術を組み合わせ、昼行性・夜行性行動を担う神経メカニズムを明らかにすることを目的とする。これまでの所、発光イメージングツールの開発を通じ、特定の神経活動の計測が可能である事を検証した。しかし、昼行性・夜行性行動決定するメカニズムまでには至っていない。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現代社会において、24時間いつでも活動する事ができるようになった一方、睡眠障害を抱える人が年々増えてきている。いかにして概日時計のペースメーキングを整えるか、またそこからの出力を調節できるかが、睡眠障害を治療する上で重要な点となる。動物の昼行性・夜行性メカニズムを明らかにする本研究は、これらの多くの問題を解決する糸口になる可能性がある。本研究からこれらの新たな治療法の開発が期待される。
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