研究課題/領域番号 |
21K19821
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分62:応用情報学およびその関連分野
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研究機関 | 電気通信大学 |
研究代表者 |
小泉 直也 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 准教授 (80742981)
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研究期間 (年度) |
2021-07-09 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2023年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2022年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 空中像 / インタラクション / ヒューマンインタフェース |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、鑑賞者がついつい手を伸ばしてしまうような空中像の表現(映像の動きや人への反応)を解明する。具体的には人の行動を観察しながら空中像を自在に操作する技術を開発し、心理物理実験によって鑑賞者に働きかける空中像の動きを明らかにする。
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研究成果の概要 |
本研究では、鑑賞者がついつい手を伸ばしてしまうような空中像の表現の解明に取り組んだ。まず空中像として表示されたアバタを、操作者が自分自身の体のように空中像を操作する身体 同期型空中像操作技術の開発に取り組んだ。当初計画では人の動きをアバタの動きに対応させる予定であったが、試作の中でユーザビリティの問題が発見され、操作方法を人型のアバタを利用することで解決した。さらに、人の手の動きユーザーに知られることなくを適切に計測するために、ホットミラーとTime-of-Flight式の距離センサを利用する手法を提案し、その実装と実際に「ついつい手が出る」アプリケーションを制作した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で設計したインタフェースは、空中像インタラクションに標準的に使用可能なものであり、今後の様々なインタラクションに使用される可能性がある。特にホットミラーとToFセンサを組み合わせた方式は有用性が高く、標準的な手法として使用されていくことが予想される。
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