研究課題/領域番号 |
21K20204
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0109:教育学およびその関連分野
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
細川 慎二 秋田大学, 評価・IRセンター, 助教 (00901034)
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研究期間 (年度) |
2021-08-30 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 教学IR / Institutional Research / 教学マネジメント / 統計解析 / 機械学習 / 学修支援 / カリキュラム・マップ |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では,個々の学生に沿った学修支援を実現し,ディプロマ・ポリシーの達成度(身に付けた能力等)を評価するため,入試の成績,入学後に学ぶ授業科目とそのカリキュラム・マップにおける位置づけ,課外活動の内容・時間等の教学データを活用して統計解析を行い,学生の成長過程をタイプ別に分類する検討を行う。また,検討結果を基に,機械学習を利用した学修成果の予測モデル開発及び性能評価までを実施し,提案を行う。
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研究成果の概要 |
本研究では,個々の学生に沿った学修支援を実現するため,学生の成長過程をタイプ別に分類する検討を行い,学業成績以外の要因である入学情報や正課外学習(アルバイトやサークル活動etc.)を加味した学修成果予測モデルの構築を目指した。研究成果として,学生の成長過程に関係があると考えられる「学生生活」をタイプ別に分類する手法の提案をした。そして,学業成績やその他の在学中の要因が学修成果に与える影響を評価し,これらを加味した学修成果予測モデルの構築を行い提案することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は,学生をタイプ別に分類する手法の提案や,在学中の各要因が学修成果に与える影響を評価し,これらを加味した学修成果予測モデルの構築および提案を行ったことである。これらは,高等教育の大衆化や国際化に伴い,多様化していく学生個々に寄り添った学修支援を実現するための基礎として,学生個々の特徴の捉え方や,数ある在学中の要因の中から学修成果を予測するために必要な要因の選定方法などの知見を,まとめたことに意義があると考える。
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