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「令和の日本型学校教育」の構築を目指した電気の理解を深めるICT教材の開発

研究課題

研究課題/領域番号 21K20215
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0109:教育学およびその関連分野
研究機関大分大学

研究代表者

杉山 昇太郎  大分大学, 教育学部, 講師 (00910621)

研究期間 (年度) 2021-08-30 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2022年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード電気 / 拡張現実 / 教材開発 / ICT / 拡張現実感 / ICT教材 / 電気回路 / 技術教育
研究開始時の研究の概要

「令和の日本型学校教育」の構築のために,学校教育の質の向上に向けたICTの活用が必要であるといわれている。本研究は,「令和の日本型学校教育」の構築を目指した電気の理解を深めるICT教材の開発を行う。具体的には,AR(拡張現実)技術を用いて,電気の動きや素子の働きをリアルタイムで「見て」,「触れて」学ぶことができる教材を開発する。学習後の学習意欲の増加と知識の定着を図る教材にする。また,教材は,授業中に生徒が個人の端末で扱えるものにし,遠隔授業やアフターコロナにおける学校教育活動で効果を発揮するものにする。

研究成果の概要

本研究は「令和の日本型学校教育」の構築を目指して,小・中学校理科,中学校技術科を対象とした,電気の理論,電子機器に使われる素子の働きについて学べるICT教材を開発することを目的としている。AR技術を用いて,電気の学習において,電子の動きや電圧,電流の変化を可視化し,触れて,インタラクティブに電気の動きの変容を感じ,学ぶことができる教材を作成した。現職小学校教員,現職中学校技術科教員,教員養成課程の大学生による評価の結果,本教材は,小学校理科や中学校技術科の授業に導入がしやすく,児童生徒の電気の理解に有効であることが示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

「令和の日本型学校教育」の構築のため解決すべき課題である「加速度的に発展する情報化への対応の遅れ」と「新型コロナウイルス感染症の感染防止策と学校教育の両立」の2つは,ICT教材の充実を行うことで,同時に解決につながると考える。そこで本研究ではAR技術を用いて,電気の現象を可視化し,自らの手で操作することで電気の現象を直感的に理解できるICT教材を開発した。電気の現象に擬似的に触れることで,児童生徒の知識理解や学習意欲向上が期待できる。教材は,端末のOSやハードウェアの種類を問わないWebARを用いて開発することで,学校教育に導入しやすいものとなっている。

報告書

(3件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書

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公開日: 2021-10-22   更新日: 2024-01-30  

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