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学芸員養成課程で養成すべき教育普及活動に関するコンピテンシーの明確化

研究課題

研究課題/領域番号 21K20239
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0109:教育学およびその関連分野
研究機関大妻女子大学

研究代表者

高橋 舞  大妻女子大学, 人間生活文化研究所, 助手 (50907128)

研究期間 (年度) 2021-08-30 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード博物館教育 / 学芸員 / 市民性教育 / 生涯学習 / ESD(持続可能な開発のための教育) / コンピテンシー / ESD (持続可能な開発のための教育)
研究開始時の研究の概要

現在我が国の大学には学芸員養成課程が設置され(全体の4割293大学)、毎年1万人もの修了者は博物館の館種(総合博物館、人文系博物館、自然系博物館)に関わらず専門職員(学芸員)として就業しうる資質・能力の修得が目標となっている。
本研究では先行研究により、多様な博物館種に共通する学芸員の資質・能力として最も注目されているものの、未だその内実が明確でない「対市民教育活動=教育普及活動に関する資質・能力」に焦点を当て、その具体的な資質・能力要素を計量的に明らかにする。最終的には大学における学芸員教育の質的な向上と博物館が行う市民への教育普及活動に貢献できる。

研究成果の概要

本研究の目的は、日本の学芸員養成課程で養成しておくべき教育普及活動に関する資質・能力を明らかにすることである。学芸員を対象にした半構造化インタビュー調査実施のための質問項目を作成するために、博物館学芸員養成課程を設置している292の大学が公表しているシラバスをデータソースとし、項目の抽出と数量化を行った。シラバスの内容から20項目を抽出しデータマトリックスとした。このうち2年間で、学芸員養成課程を設置している105校について、シラバスの内容から項目を抽出しデータベースを作成することができた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は教育普及活動に着目し、学芸員の資質・能力を行動特性と捉えて計量的に明らかにするが、これに類する研究は他にない。さらに「教育普及活動」業務遂行に必要とされる資質・能力が詳細に示されることから、学習目標を立て易く、学芸員養成課程でも活用できる。

報告書

(3件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書

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公開日: 2021-10-22   更新日: 2024-01-30  

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