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滑膜線維芽細胞におけるGLI3の機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 21K20755
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0803:病理病態学、感染・免疫学およびその関連分野
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

小宮 陽仁  東京医科歯科大学, 東京医科歯科大学病院, 特任助教 (00907818)

研究期間 (年度) 2021-08-30 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード関節リウマチ / 滑膜線維芽細胞 / 関節リウマチ滑膜滑膜線維芽細胞
研究開始時の研究の概要

関節リウマチで用いられる抗炎症療法では、不応例の存在や易感染性の 問題などの限界がある。関節リウマチ由来滑膜線維芽細胞を標的とした治療薬はな い。関節リウマチ由来滑膜線維芽細胞のサブセットの中で、CD34-THY1+サブセットは、RAの新たな治療標的候補細胞と考えられる。CD34-THY1+サブセッ トではGLI3が高発現している。GLI3はCD34-THY1+サブセッ トを特徴付けるマスターレギュレーターの一つの可能性があり、GLI3によるRASFの制御機構を明らかにすることを目的とする。

研究成果の概要

関節リウマチ(RA)で用いられる免疫抑制薬は、不応例の存在や易感染性の問題などの限界がある。滑膜炎の病態形成に関わる関節リウマチ由来滑膜線維芽細胞(RASF) の病的な機能の抑制は、新規治療戦略になると考えられる。RASFのサブセットの中で細胞浸潤、増殖能の高いサブセットで高発現しているGLI3は、RASFを標的とした新規治療戦略の開発に繋がると考えた。siRNAを用いた結果からも、RASFにおいてGLI3と炎症、 migration、proliferation関連の遺伝子との関連が示唆された。GLI3は滑膜線維芽細胞からのサイトカイン産生と増殖、遊走能を担う転写因子と考えられる。

研究成果の学術的意義や社会的意義

関節リウマチに対する新規治療標的として、関節リウマチ由来滑膜線維芽細胞の中で細胞浸潤、増殖能の高いサブセットの抑制は、RASFを標的とした新規治療戦略の開発に繋がると考えた。siRNAを用いた結果GLI3は滑膜線維芽細胞からの種々のサイトカイン産生と増殖、遊走能を担った。GLI3は滑膜線維芽細胞からの種々のサイトカイン産生と増殖、遊走能を担う転写因子と考えられる。

報告書

(3件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書

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公開日: 2021-10-22   更新日: 2024-01-30  

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