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新規骨髄系マクロファージ様細胞の骨病変への関与

研究課題

研究課題/領域番号 21K20772
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0803:病理病態学、感染・免疫学およびその関連分野
研究機関京都大学

研究代表者

藤井 貴之  京都大学, 医学研究科, 特定助教 (30911557)

研究期間 (年度) 2021-08-30 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード関節リウマチ / マクロファージ / 単球 / 骨腫瘍
研究開始時の研究の概要

申請者はこれまでの研究から、マウス膝前十字靭帯再建モデルの骨内に浸潤するマクロファージサブセットを、単細胞RNAシーケンスやフローサイトメトリーを用いて解析を行い、新たなマクロファージサブセットを同定した。本研究では、我々が新規に同定した、骨損傷部に誘導されるマクロファージサブセットの関節リウマチおよび骨腫瘍の病態への関与を明らかにする。

研究成果の概要

関節炎モデルマウスの関節滑膜および骨において、我々の既報のとおり、2つの亜集団を同定した。それぞれの亜集団について、フローサイトメトリーで分離し、RNAシーケンスを行った。関節炎を起こすと、増加する亜集団と減少する亜集団が存在し、かつ、骨と滑膜においては、表面マーカー発現パターンが同じでも、かなり違った遺伝子発現パターンを示していた。関節炎を惹起した骨と関節炎なしの骨マクロファージの間でも遺伝子発現パターンが異なっていた。骨と滑膜におけるマクロファージは、関節炎において違った働きを有すると考えられた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

関節リウマチ等の病態に関連する骨の破壊は、日常生活の質、社会生活における活動度や、時に生命予後に関連する。マクロファージは炎症を介して、骨破壊に関連することが知られている。関節リウマチモデルマウスの関節滑膜と骨のマクロファージを分析したところ、関節滑膜と骨のマクロファージは遺伝子発現パターンに大きな違いがあることが分かり、関節炎や骨破壊といった種々の障害に個別のアプローチが可能になる可能性がある。

報告書

(3件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書

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公開日: 2021-10-22   更新日: 2024-01-30  

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