研究課題/領域番号 |
21K21203
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0908:社会医学、看護学およびその関連分野
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研究機関 | 聖路加国際大学 |
研究代表者 |
木村 理加 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 助教 (10907679)
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研究期間 (年度) |
2021-08-30 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 人工呼吸器離脱 / 臨床看護師 / e-learning / J-BWAP / eラーニング / ニーズ調査 / 継続教育 / アセスメント / 非同期e-learning / 教育 |
研究開始時の研究の概要 |
人工呼吸器から適切なタイミングで離脱をするためには、複雑に関連する全身状態を総 合的にアセスメントする能力が必要である。現在COVID-19の影響により人工呼吸器に関する 看護師の教育が喫緊の課題である。応募者は、看護師の人工呼吸器離脱に関するアセスメント能力を向上させるため、人工呼吸器離脱アセスメントツールBurns Wean Assessment Program(以下BWAP)を元に、日本の臨床に合わせたJ-BWAPとそれを学習するためのe-learning教材を開発した。本研究の目的はJ-BWAPを学習するe-learning教材を臨床適用できる実用化モデルを開発し評価することである。
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研究成果の概要 |
本研究の目的は、人工呼吸器離脱アセスメントプログラムJ-BWAPを学習するe-learning教材を、広く臨床活用可能な形態とするため、臨床看護師に対するニーズ調査を行い、試作版の開発および評価をすることである。臨床看護師300名に対してe-learning試作版の評価およびe-learning教育に関するニーズ調査のためのweb調査を行った。学習の変革期にある現在のe-learning学習の現状およびニーズが明らかとなった。今後、 e-learningの改訂に向けた方向性として、「インタラクティブ性」「シナリオベースドラーニング」「ゲーミフィケーション」の要素を組み込む必要性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
COVID-19による学術的転換によりデジタルトランスフォーメーションが医療・教育分野で急速に加速する現在において、対象施設や地域に偏りなく臨床看護師300名を対象としたe-learning学習に対する全国調査を行った。その結果、e-learningに対する学習ニーズや課題が明確となり、今後さらに主流となるe-learning教育において、教育設計のエビデンスとなる学術的意義の大きい研究となった。
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