研究課題/領域番号 |
21K21204
|
研究種目 |
研究活動スタート支援
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0908:社会医学、看護学およびその関連分野
|
研究機関 | 常葉大学 |
研究代表者 |
吉岡 友美 常葉大学, 健康科学部, 助教 (80829581)
|
研究期間 (年度) |
2021-08-30 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | CRBD / 膀胱留置カテーテル / 不快感 |
研究開始時の研究の概要 |
周術期に膀胱留置カテーテルを挿入した患者は、術後に違和感、疼痛、尿意切迫感などの膀胱留置カテーテル関連不快感(Catheter-related bladder discomfort:以下CRBD)を引き起こすことがある。これらの症状は麻酔から覚醒した後に多く聞かれ、患者に術後の苦痛をもたらす。 本研究は、CRBDの予測因子を明らかにすることを目的としている。
|
研究成果の概要 |
本研究では,術後の膀胱留置カテーテル関連不快感(Catheter-related bladder discomfort:CRBD)の予測因子を文献レビューから明らかにすることを目的とする. 文献検索はPubMedを使用し,キーワードを“CRBD”and“Catheter-related bladder discomfort”とし,研究目的に合致する文献を選定し,5文献を対象文献とした.対象文献となった5文献の研究目的,研究方法,結果,考察を分析した.その結果,①患者因子,②手術因子,③麻酔因子,④デバイス・挿入手技因子の4つに予測因子を整理した.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
CRBDの発生率と重症度を低下させる可能性のある介入に関する文献検討は存在するが,CRBDの予測因子に関する文献検討は見当たらない.そこで本研究はCRBDの予測因子に関する文献の体系的レビューを行い,CRBDの予測因子を整理することを目的とした.CRBDの予測因子を術前から評価し,CRBDのリスクがある患者に対して,適切な介入が行われるように関わることにつながる.
|