研究課題/領域番号 |
21K21230
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0909:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野
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研究機関 | 関西学院大学 (2022-2023) 日本体育大学 (2021) |
研究代表者 |
相川 聖 関西学院大学, 人間福祉学部, 助教 (90911363)
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研究期間 (年度) |
2021-08-30 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | メンタルトレーニング / 動作分析 / スポーツ心理学 / スポーツメンタルトレーニング / 動作解析 |
研究開始時の研究の概要 |
イメージトレーニングの効果を高める可能性がある条件としてイメージトレーニング実施時の身体の姿勢条件が挙げられているが,実際に効果を高める身体の姿勢条件は未だ明らかにされていない.本研究では,イメージトレーニング実施時の有効な身体の姿勢条件について検討する.まず,アスリートを対象に調査研究を行い,イメージトレーニング実施時の身体の姿勢条件を明らかにする.そして,実験研究によってイメージ想起中の身体の姿勢条件の違いによる運動課題への影響を動作分析から明らかにする.以上により,本研究はスポーツ現場に適用可能なイメージトレーニングの実践方法の提案やイメージトレーニングに関する研究への応用が期待できる.
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研究成果の概要 |
本研究の結果から、倒立前転のように逆位を含む姿勢の変化を伴う運動パフォーマンスの場合には、イメージ想起中における身体の姿勢はイメージや運動パフォーマンスへの影響が小さいことが示された。よって、逆位を含む姿勢の変化を伴う運動パフォーマンスのイメージトレーニングを実施する場合は、いずれの身体の姿勢でも同様の効果を得ることができることが推察される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は、アスリートのイメージトレーニングの実践に役立つものであると考えられる。今後のさらなる検討は求められるが、競技場面で実施可能な身体の姿勢によって実施したイメージトレーニングであっても、一定の効果を得られる可能性が示された。また、本研究で得られた知見に基づき、アスリートのイメージトレーニングに関する研究を推進させることで、効果的なイメージトレーニングのプログラム構築に役立つものと考えられる。
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