研究課題
基盤研究(B)
本研究では、情報科学論文の高度な検索というターゲットアプリケーションを想定し、検索クエリと検索結果との関係を分類して提示する手法の開発を行った。情報科学論文のアブストラクトを分析し、そこに一般的に現れるテキスト間関係として、手段、目的、結果、などを定義し、実際に100件のアブストラクトに対してこれらの関係を付与したデータを作成した。このデータを学習・評価データとして自動認識手法の開発を行い、実際に検索に利用できるレベルの精度を達成した。さらに、この手法を用いて情報科学論文3000件に自動的に関係を付与し、これを利用して検索結果の分類を自動的に行うプロトタイプシステムを開発した。
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