研究課題/領域番号 |
22320071
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
各国文学・文学論
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
田中 優子 法政大学, 社会学部, 教授 (40139390)
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研究分担者 |
小林 ふみ子 法政大学, 文学部, 准教授 (00386335)
横山 泰子 法政大学, 理工学部, 教授 (60318607)
小秋元 段 法政大学, 文学部, 教授 (30281554)
大木 康 東京大学, 東洋文化研究所, 教授、所長 (70185213)
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連携研究者 |
王 敏 法政大学, 国際日本学研究所, 教授 (30296371)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
10,660千円 (直接経費: 8,200千円、間接経費: 2,460千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2011年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2010年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
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キーワード | 日本 / アイデンティティ / 17-18 世紀 / 大衆文化 / 東アジア / 華夷意識 / 日本と東北 / 日本と琉球 / 日本意識 / 近世日本 / 庶民文化 / 意識 / 17・18世紀 / 表現 / 国難 / 対外意識 / アジア諸国 |
研究概要 |
本研究では、次のことが明らかになった。第一に、江戸庶民が日本の領域を意識してきた、その経過と変遷である。第二に、歴史上の日本意識の高揚の理由や、国家と地域の齟齬という問題に気付くことになった。第三に東アジアにおける華夷意識が、日本においても国家と地域の関係に大きな影響を与えていることが認識できた。総じて、近世では近代とは異なる日本意識が様々な形で表現されていたことがわかった。また大学院博士課程の学生たちが、自らの研究の中で日本意識を考え、研究に取り入れるようになった。
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